避難所の備蓄は、何日分あるのか
「避難所の備蓄は、何日分あるのか」は、EMENDIA が書き下ろした中学受験の作文・小論文の例題(資料型・小5向け・目安50分)です。表やグラフを読み取り、数字を根拠に説明・提案する練習になります。
対象 小5レベル4・発展(難関校・受験直前期)資料型目安 50分
原稿用紙に書いた答案の写真を送ると、AI の添削がこう返ってきます。

返事は、別の問題の答案につけた見本です。この問題も、同じ形で添削します。1回払いで、自動では続きません。
場面
ゆうきさんの町内会では、防災の学習会で、地区の避難所に用意してある備蓄品が足りるかどうかを考えています。次の資料は、学習会で配られたものです。
言葉の意味
- 備蓄: いざというときのために、前もってたくわえておくこと。
- アルファ米: 水やお湯を入れるだけで食べられるように加工したごはん。
- 乳幼児: 赤ちゃんと、小学校に入る前の子ども。
資料
資料1 避難所に今ある備蓄品(架空)
| 今ある量 | |
|---|---|
| 飲料水(500mLのペットボトル・本) | 1,800 |
| 非常食(アルファ米・食) | 1,200 |
| 毛布(枚) | 300 |
| 簡易トイレ(回分) | 900 |
単位: 品目ごとに単位がちがう
この避難所に来ると想定されている人数は600人。
※この資料は学習のために作った架空のデータです。
資料2 一人あたりに必要な量の目安(三日分)(架空)
| 一日あたり | 三日分 | |
|---|---|---|
| 飲料水(L) | 3 | 9 |
| 非常食(食) | 3 | 9 |
| 毛布(枚) | 1 | 1 |
| 簡易トイレ(回) | 5 | 15 |
単位: 品目ごとに単位がちがう
※この資料は学習のために作った架空のデータです。実際の目安は自治体の防災の手引きで確かめましょう。
資料3 避難所に来ると想定される600人の内訳(架空)
円グラフの数値を表にしたものです(アプリで印刷すると図で出ます)。
| 割合 | |
|---|---|
| 65歳以上 | 35 |
| 大人(18〜64歳) | 45 |
| 子ども(6〜17歳) | 17 |
| 乳幼児(0〜5歳) | 3 |
単位: %
※この資料は学習のために作った架空のデータです。
資料4 学習会での話し合い
- みどり水は1800本もあるから、当分は足りるよね。
- ゆうき1本は500mLだよ。一人が一日に3L要るなら、本数ではなくリットルで考えないと。
- 先生そう。『何人分の、何日分か』で考えましょう。品目によって、足りている割合はずいぶんちがうはずです。
- みどり毛布は300枚で、避難する人は600人だから、半分の人にしか行き渡らないね。
- 先生『半分の人』と数えるだけでよいでしょうか。資料3を見て、だれに先に必要かも考えてみましょう。
問題
問1(60字)
資料1と資料2をもとに、今ある飲料水が600人の何日分にあたるかを計算しなさい。単位をリットルにそろえ、計算の式を書いて、六十字以内で答えなさい。
条件
- 本数をリットルに直す
- 計算の式を書く
- 六十字以内で書く
採点で見るところ: 数値の正確さ、計算の根拠、表記
問2(60字)
四つの品目のうち、三日分の必要量に対して、今ある量の割合がいちばん低いものはどれですか。その品目について、必要量と割合を計算の式つきで示し、六十字以内で答えなさい。
条件
- 品目を一つ選ぶ
- 必要量と割合の式を書く
- 六十字以内で書く
採点で見るところ: 品目の特定、計算の根拠、表記
問3(80字)
資料4で先生は、みどりさんの「半分の人にしか行き渡らない」という数え方に対して、「だれに先に必要かも考えて」と言いました。資料3の数値を使って、毛布300枚をどう配るべきか、みどりさんの見方に足りなかった視点を八十字以内で説明しなさい。
条件
- 資料3の数値(割合か人数)を使う
- 八十字以内で書く
採点で見るところ: 資料の対応、視点の説明、表現・字数
問4(200字)
町内会として、備蓄の不足を補うために取り組むことを一つ提案しなさい。資料の数値を根拠にして、なぜその取り組みが効くと考えるかを書き、その取り組みの困る点にも一言ふれること。二百字以内で書きなさい。
条件
- 提案は一つ
- 資料の数値を一つ以上、根拠に使う
- 困る点に一言ふれる
- 二百字以内で書く
採点で見るところ: 課題への対応、資料活用、具体性と実行できるか、表現・表記
考え方のヒント
①資料は単位をそろえてから比べる(本→L、%→人)。②「足りるか」は「何人分の何日分か」、つまり必要量÷今ある量で見る。数がいちばん多く見えるものが、いちばん足りているとは限らない。③配り方は「平等」だけでなく「だれに先に必要か」で考える。割合を人数に直すと見える。④提案は、数値から「どこが一番足りないか」を出発点にし、実行できる主体(家庭・町内会)と困る点まで書く。
模範解答の例(問4)
答えは一つではありません。字数・条件の守り方と、組み立ての参考にしてください。
この問題を原稿用紙に書いて、写真を送ると数分で添削が返ります。
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この問題は EMENDIA が書き下ろしたものです。資料の数値は学習のために作った架空のものです(資料に明記しています)。会員向けに出してから1週間たった問題の一部を、無料で公開しています(公開日 2026年9月15日)。